ギャンブル好きの君へ…

カジノやスロット、パチンコ、なんでもそうですが、俗にギャンブルといわれるものは基本的に確率で成り立っています。確率と統計。なんとなくでも理解しながら嗜むのならこの記事は読む必要はない。

数字が少し大きくなるだけで思考停止する友人知人が多くいたので、書こうと思ったわけだが。。(さらにそういう人に限ってギャンブルで勝ちたいという)

コイントスで考えてみる。裏か表、どっちが出るかを予想する。確率は2分の1。
一回コイントスをするのに1ドル必要で、表が出れば勝ち。倍の2ドルがもらえる。
裏が出れば負け。賭け金は胴元が手にする。表が出れば1ドル増える。裏が出れば1ドル失う。

この場合、このコイントスゲームを続けるのは、ただの時間の無駄に終わる。
表か裏の2分の1、50%で勝つか負ける。10回試行して、故意に平均値にしてみるとわかりやすい。
10回試行(表、裏、表、裏、表、裏、表、裏、表、裏)=胴元もプレーヤーも収支0だ。
確率上勝率50%のゲームを故意に平均値になるように振り分けた場合、どちらもトントン。このくらい簡単ならわかるはず。むしろ単純すぎて誰も得も損もしないゲームをやり続ける人はいないだろう。(1度きりの勝負なら有りかもね)

だが、少し数字が大きくなると思考停止するようだ。オーストラリアにワーホリ中、カジノを見てみようと行ったことがある。そこで出会った一人の日本人。自慢げにルーレットで10万ぐらい勝っているんだ。と言ってきた。

手法を聞いてみたら、連続で黒が続いていたら(10回連続黒とか)、つぎはそろそろ確率が収束するため赤が出るだろうという予測の元、赤に賭ける。といったものだった。これが確率を知らないと自分で語っているということを証明していこう。

ちなみにルーレットは、玉を転がして、0~36の数字のどれに入るかを予想するゲームだ。

ルーレット盤画像

ただ、それだけだと当たらないので人気が出ない。そこで色分けし、0を緑、残りの数字を黒と赤で半分ずつにし、それぞれ賭けることができる。1~12、13~24、25~36の各数字範囲のどれかに賭けるなど、細かく分けて賭けることもできる。ただ当たりやすくしたってことだが、当たった場合の返し金もそれ相応になる。

最低賭け金が1ドルとし、ピンポイントで数字を当てた場合36倍、1~12、13~24、25~36の各数字範囲どれかに賭けて当たれば3倍、黒か赤で当たれば2倍、といった具合に取り決めてあるだろう。

どの数字、色に賭けても本質は変わらないので、どうでも良いことなんだが…。。

0~36の数字、0も含まれるので全部で37個ある。

0を除く数字は黒か赤だ。コイントスと同じで50%。黒と赤どっちも賭ければ収支トントンだ。ここで0は悪魔の数字と化す。0は緑なので、0に入った瞬間、黒も赤も負ける。

1~12、13~24、25~36も同じ。当たれば3倍だとしても、全数字範囲に賭けたら3ドル賭け、3ドル戻ってくる。0に入った瞬間パーだ。

それなら0に賭ければ!といっても、1ドル賭けて当たれば36ドルになるだけ。全数字は37個あるのだ。全数字に1ドルずつ賭けたら37ドル賭けて36ドル返ってくる。

どうやっても胴元が有利のゲームなのだ。そして、上記した強運の持ち主である日本人プレーヤーは、過去の確定したものを見ているだけに過ぎない。

つぎのゲームでどの数字、どの色に玉が入るかは、過去のものには影響を受けない。いくら100回連続で黒が出ていたとしても、つぎのゲームでは、37分の18が黒であることには変わりないのだ(ルーレットになんの不正もなければ)。赤も37分の18であるため、どうやっても0の部分について、胴元に利があるという事実は変えられない。

おそらく、強運プレーヤーは倍賭けの手法を使っていたはずだが、最高賭け額が設定されているので、いつの日か懐が寂しくなる時期がやってくるだろう。

倍賭けは、無限のお金と、賭け金上限額がなければバカでも勝てる手法だ。10000回負けても、10001回目に勝てば、プラスにできる。

1ドル賭けて、勝てば倍になるゲームだと、

5回負けて6回目に勝つ場合
1、2、4、8、16、32勝ち=合計賭け金63ドルで、32ドル目に勝ったので64ドル返ってくる。1ドル勝ち。

11回負けて12回目に勝つ場合
1、2、4、8、16、32、64、128、256、512、1024、2048勝ち=合計賭け金4095ドルで、2048ドル目に勝ったので4096ドル返ってくる。ここでも1ドル勝ちだ。

これが何百万回目であろうと同じである。

カジノも運営費が必要だ。ここらへんは対策されている。対策される以前にこういった手法を考えた天才ほどの頭脳をお持ちの方は、あとは度胸だけですよ!

日本ではカジノのゲームは身近じゃないので、イメージしづらいかもしれないが、なにも難しく考えることはない。コイントスゲームから少し数字が変わっただけに過ぎない。

日本で身近なパチンコやスロットも本質は同じ。確率のゲームだ。

パチンコには確変といった機能があるので、コイントスゲームだと確変中のイメージがしにくいと思うので、サイコロで例えるとわかっていただけるはずだ。

サイコロで1の目のみが当たりとする。当たった場合、1、2、3、4の目が当たり継続で、5、6の目が出ればハズレ。ハズレ後1の目だけが当たりに戻る。当たった場合は倍返し。1回サイコロを振るのに100円とする。確変中は無料でサイコロを振れる。

1の目が出る確率は6分の1だ。平均で6回試行すれば1の目が1回出てくるであろう計算。

仮にすべて平均通りになった場合を考えれば、このサイコロゲームの本質が見える。

6回目の試行(600円)で、1の目が出た。確変は6分の4が当たりで、6分の2がハズレだ。つまり、66.6…%継続。(3回に2回当たり、3回に1回ハズレ)

確変の平均値は
1回目当たり、2回目当たり、3回目にハズレ。期待値は400円。

それに最初の当たり200円を足すと、このサイコロゲームはコイントスゲームと同様、得も損もしないゲームだと判明する。

ここまで単純化すれば、つまらないゲームだとわかってしまう。人気が出るわけがない。

そこでこの単純すぎる数字だと本質がバレてしまうため、数字を大きくし、演出と呼ばれる無駄なものを導入し、音をうるさくして脳を疲れさせ、プレーヤーの思考を鈍らせるという手法で応戦したのがパチンコである。

パチンコもスロットもサイコロゲームの延長に過ぎないのに…。

現実にありそうなパチンコで試してみよう。

初当たりが400分の1で、80%継続、当たり1回の出玉が2000玉。単純に当たった場合の平均した出玉は10000玉だ。(平均5連)

平均400回せば10000玉手に入るのだから、逆算して、25玉に1回試行できれば収支がトントンになる。(1玉=4円なら、1000円で10回試行できれば収支トントンのゲーム。これが俗にボーダーラインと呼ばれるもの)

同じ玉数で、試行できる回数を(ボーダーライン)上回っているならプレーヤー有利で、下回っているなら胴元有利だという単純明快なゲーム。

それ以上でも以下でもない。あとは納得するだけ。そして、どう思い、どう行動するか。

さらに相手は機械だ。感情は持っていない。機械相手に人間の感情を入れるのは愚か者のやることだ。つぎは出る!なんか思わないこと。なるようにしかならない上に、単なる思い込み(願い)で終わる。長期的に見ると、平均値に近くなっていく。1日だけの試行回数だと少なくて目立たないだけだ。

どうしても信じれないなら、回転数の大事さを極端に表すしかない。回転するための穴に玉が入ったとき、基本的に玉が3玉戻ってくる。この3玉で永久に回転させることができたなら、玉は減ることがないのがわかる。つまり、当たったときの出玉分まるまるプラスである。

回転はくじ引きと同じ。多ければ多いほど有利。

見るべきところは、平均出玉で初当たり分母の数以上の試行ができるか、ただそれだけなんだ。新しい台も古い台も関係ない。平均初当たりと平均出玉は変更する余地がない。プログラム設定され、ユーザーの元に届くまで、数えきれないほど試行した平均値なのだから。ユーザーが抗えるのはゲームの性質上、回転数のみである。(玉増やしなどは考慮せず)

↓もっと詳しく知りたいなら
ギャンブラーのための数学講座

強運のルーレットプレーヤーも、私の身近な知人も、この手の話はなぜか考えようとしない。聞こうともしない。さらには、負けたときに揃ってこういうのだ。

『好きだからいい。』と。

これに対し、それだけ好きならゲームセンターで嗜むことを提案すると、これにも揃って同じことを言う。

『それはつまらない。』と。

つまるところ、ゲーム性を楽しんでるのではなく、ギャンブル性を楽しんでることが見えてくる。さらに厄介なのが、そのギャンブル性を楽しんでるという事実を認めようともせず、全く自覚していないことが一番の問題点なのだ!

自覚もあり、大まかにでも確率を知った上で嗜むのなら何も言わない。好きにすればいい。

全く知ろうともせず、自分が確率の悪い方を引くわけがない!と意味もなく思っている人には、もはや助け舟を出す気すら起こらない。周りに迷惑かけるなよ?

そんな人に最後の助け舟としての言葉を贈るなら、

『君は癌に侵されている。それも重度の。ギャンブル依存症という名の末期癌に』

以上である。

病気は早く手を打たないと取り返しがつかなくなるよ。。

↓さらにこれでも読んどれ!
脱パチンコの最終兵器

ここで、”ギャンブル”の定義が曖昧なので、私なりの定義を記載しておく。

ある意味では、人生はギャンブル。上手くいくか、下手にいくか、半々だとする。学校に行ったり、資格を取ったり、人がなにかを学ぶのは、上手くいく可能性を上げるため。裏を返せば、下手にいく可能性を下げるために学ぶ。仮に物事の万物を知り得たなら、地球上で起こりうるすべての事に対応できる。上手くいかないはずがないのだ。

ゆえに、ギャンブルというのは、誰がどう考えても下手にいく可能性の高い方に自ら突っ込んでいくこと。と言える。

一般にギャンブルと呼ばれるパチンコのようなゲームだと、勝率の低い方に自ら突っ込んでいくこと、がギャンブルと言えるのだ。

事業の経営者なら、失敗すると分かっていて事業を始めるわけがない。自身の能力から見て、成功する可能性が高いと踏んだからこそ事業を起こす。

失敗しても、なにも失わない。失敗する可能性が高くとも、成功したときに得るものの方が大きい見込がある。といった場合も同様にギャンブルとは言わない。

トータル的に考えて、プラスに働くであろうことはギャンブルに含んで欲しくない。

そういえば、日本長者番付を見ると、面白い事実も見える。

日本のギャンブル場にあるメーカーと、有名ホールの会長にあたる人物がトップ50以内に軒並みランクインしている。

これがどういう意味を表すか…。ギャンブルユーザーから金を巻き上げているってこと。

そろそろ気付こうね…。。

証券界でも本質が見えているのに、NOを突きつける人がいるという事実を、垣間見ることができた一文があったので、引用させていただく。

『ドル紙幣を40セントで買うという発想を受け入れる人もいれば、受け入れない人もいる。(中略)すぐに呑み込めないような相手には、何年もかけて説明し、記録を見せ、あらゆることをすべてやってみても無駄だ。10年かけてそういうふうにやったら考えを改めたという人間には、一度もお目にかかったことがない。いつだって、瞬時に理解するか、どうしても理解できないかのどちらかなんだ。どうしてなのか、私にはわからないけどね。』

引用元:スノーボール

ドル紙幣は1ドル。40セントは0.4ドル。この引用は、世界一と呼ばれる投資家、ウォーレンバフェット氏の言葉だ。

単純に考えて損するはずがないものを受け入れない人がいるという事実。投資の神様がそう言うのなら、そういう人が結構いる可能性はグッと高いものと思われる。

実際、私の周りの人にパチンコの理論値を言って真に理解した人は片手で数える程度だったし…。(てか兄弟だけだね…)

用心深く保守的ならいいんだが、楽観的、オカルト的ならこの言葉は噛み締めるべきだね。.

私も用心と、思慮深くならねば…。。

いつだって本質は変わらない。

ここから遊び書き

パチンコで期待値追ってたら店員張りつき、出禁脅しの経験何度もあるけど(甘デジとかだとすっ飛んでくる)、あれは商売としてよくない。釘決めたのは君らで、それを許可したのは公安だ。客に文句は言えない。ちなみに公安に怒り心頭TELしたら、公安の言い分はこうだった。

「私ら打ちっぱなんで、すべて打ちっぱしたときの値(出玉)がホルコンに入るんですー。それが適正値となってしまい、あとはハウスルールに従うしか…。いやならそのお店いかなければいいんです。」

いやとか云々の前に、右打ち中打ちっぱやと玉減るネ。節約するのもできんのかい?強制的に損させるのが仕事ですかい?ぼったくりに等しいのだよ。そこを言っているのだよ。

税金払うのイヤになってくる…。元公務員だったから言えるが、公務員は「入るのがゴール」ね。テストに出るよー。(なかにはそうじゃない尊敬できる人もいるが稀)

そしてのうのうと奪取するホール。ぼったくりバーなら摘発されるはずなんだが…??

さらにその上に君臨する素晴らしい(高価な)ゲーム台を提供するメーカー様。投資家も裕福にしてくださいますか??

んまぁ、皆が合理的になるとギャンブルは成り立たなくなり、メーカーとホールは潰れるんだがね…。社会的に考えるとプラスに働くだろう。もっと有意義なことにお金と時間を使うことになるし、従事者は他で働かないといけない。ギャンブルサービスより悪い仕事なんてあるのか?と思うわけで…ネ?(人の本性が見えやすいのは面白いけどね)

それと心理学者の研究を悪用しないで…。悪用するために実験しているはずがない。学者は世のためになると思ってやってるはずが、扱う人が悪人なら害でしかなくなる。それなら最初から無かった方がマシだ。進歩するはずがどこか後退してるのよね…。薬の副作用的な感じ。

ところで日本で馴染みのあるパチンコのようなギャンブルでも、短期投資でもオカルト理論が必ず出てくるのは何故だろう?過去のグラフから見て未来が見える的な…。。

機械相手にこれを見つけようとするのは愚策としか思えないが、投資の世界では一理あるかもだけど。。

投資は”人対人”であるからね。みんながそう思えばそうなる可能性はある。人の心理を知ればよくなるわけだ。

短期投資は投資の勉強よりも、人間心理を知るほうが有利になるのでは?オカルト理論を好む傾向にある人は、機械相手のゲームより、人相手のゲームを選ぶべきではないかな?株やFXだと成功するかもしれないね。。人の考えほど難解なものはないと思うけどね…。